龍王寺は1300年前、元明天皇の勅令で行基菩薩により「雪野寺」として開山され、比叡山延暦寺第三世天台座主慈覚大師円仁様の御遺命により、1200年前より都の東北、表鬼門を守護する方位、除災の祈願所として朝野の崇敬を集めて参りました。
通称「ぜんそく寺」「へちま寺」とも呼ばれており
毎年中秋(十五夜)の日に、天台宗の秘法・喘息病を糸瓜(へちま)に封じ込める「へちま加持祈祷」を行っております。
醫(医)を司るといわれる仏様(薬師瑠璃光如来)が祀られている本殿を天台宗においては特に「医王殿(いおうでん)」と申し、龍王寺は、その薬師如来を御本尊としているため、光格天皇の御代、宣楽院公尊法親王より「醫王殿」の書を賜りました。
御本尊薬師如来大明神様は、天に在っては星神、福禄壽様、地に在っては泰山符君様の祖神として万物の命運を司るお力の強い薬師如来ということで
「喘息病封じ加持祈祷」その他もろもろの祈願成就を致しております。
毎年中秋の名月の日(十五夜)には、喘息病根治を願って全国より多くの方々が祈願に参詣されています。
喘息病封じだけでなく、ボケ封じ・風邪封じ・インフルエンザ封じ、その他もろもろの祈願成就も同時に祈祷させていただいております。是非ご参詣、ご参拝くださいませ。 |